絶望に至らない病

  • 先日手に入れた中で、記録しそびれたもの。

脳死・臓器移植・がん告知―死と医療の人類学 (福武文庫)

脳死・臓器移植・がん告知―死と医療の人類学 (福武文庫)

    • この書き手は、ご専門が「文化人類学」と「医療」とにまたがる「医療人類学」だそう。たまたまタイトルの「がん告知」という部分に引かれて買ったが、その部分だけでなくそれ以外の部分にも、非常に興味深い内容と考え方が出されていた。
    • で、読みながらふと、「あれ?もしかしてこれって、OC先生の『民俗学(兼:人類学)』の講義で出てこなかったっけ?」と思った。
    • そのOC先生が、この金曜に大阪に来てくださることが決定した。お話に出してみよう。OC先生とはいろんなナマナマしいお話をしてきた仲だ。私たちには、こういう場面も(こそ)つっこんで話すのが合っているし、きっとそれが一番楽しいだろうと思う。
    • なお上に、「がん告知」という部分に引かれて、と書いたが、実は私が気になっていたのは、「がん」いう部分はもちろんとしても、それよりむしろ「告知」の方なのである。この言葉めっちゃイヤやな・・・(・ー・)と(自分ががんになって以来)ずっと思っていた。ついでに「悪性」という言葉。この本ではちょうどそれについて論じる箇所があったので(立ち読み)買ったのだ。今度引用しようと思っている。
  • 以下はその他。今読まずしていつ読む系。

死に至る病 (岩波文庫)

死に至る病 (岩波文庫)

死よ驕るなかれ (1950年) (岩波新書〈第40〉)

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死ぬための教養 (新潮新書)

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