乳がん×2×2

  • 最近、書くたびに「久々」ですみません。
  • しかし、こうして書きたくなるときの精神状態がいいのかどうかはびみょう。このごろ地味にいろんなことがあって、ときに涙もろいことも。
  • 先日は、きたむらかおる『ひとがたながし』のドラマ版(全3回)を観て、大泣きした【オススメです。再放送があればぜひご覧下さい】。主人公・沢口靖子が、乳がんを2回やって、死ぬ。近く原作で読んでみるつもり。それについてはメインブログで(あっちではあまり詳しくは書けないが・・・)。
  • つい先日は、ある方(ボスのお仕事仲間。つまり私から見ても上司にあたる人)に就職の相談に出かけた。相談といっても、その方の職場にどうこうというのではなく、私の就職活動の先とじゃっかん関係があるらしいので、ぜひ具体的な状況・将来性などを聞いてみたかった。体裁は「飲み会」だったが、そのお話をどうしても聞きたかったので(というか、以前確かに聞いたはずなのに、わけあって忘れていたので)、私はむしょうに意気込んでいた。
  • しかし、思いのほか、その話は一切出ず(できず)、こちらも乳がん(しかも再発を経た)の話で持ちきりになった。ご本人ではなく、その親しい友人の方のお話。以前私のことを聞かれて話したので*1、その話をして下さりたかったらしい。
  • 結論から言うと、その友人の方(30代女性)は今もご健在で、結婚もされ、お子さんもいらっしゃるとのこと。しかし、順序関係としては、乳がん(初回。片胸取る)→結婚→妊娠(乳がんは女性ホルモン系なので危険度高い)→出産→(案の定)再発→再手術・・・という流れ。(ちなみに、流れとしては沢口と似ている。)
  • さらに、より厳密にいうと、結婚直後、まずはダンナさんの方が大病(詳しくは聞かず)になられ、職場内異動をされたらしい。しかも、その縁で、ある本が出版されることになったり、奇な縁がめくるめく、壮大な流れが出来ていた。
  • さて、結局私は、予定していた相談話は全くしないまま帰ったのであるが、いい意味で不本意だった。結局自分にかかってるから聞いてもしょうがないよな、と思った。
  • 自分の弱さを全部捨てることはたぶんできないけど、もっと素直に、もう少し優しくはなりたい。皆が私によくしてくれる分、「社会の恩」とやらを返したい。当たったり、頼りすぎたり、妄想段階で泣いたりするのはやめよう。せめて、多少のことがあっても静かに笑って流せる人になりたい。・・・できれば(^3^)>”

*1:「聞いていいですか?その首、どうしたんですか?」と、男の人に初めて言われた。聞いてこない人たちは、気付いていないのか、知っててあえて聞かないのか、どっちもいそうだが・・・こちらからは見分けつかんなあ・・・(・3・)?皆、どう思ってんだろうか。