グレーな日
- 遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
- 本年も、少なめになるか(あるいは多めになるか…)もしれませんが、なるべく更新したいという気持はあります。
- どうぞよろしくお願いいたします。
- ここまでの私の日常を手短にご報告しますと、次のとおりです。
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- 昨年:
- 7〜10月 就職試験
- 同10月 内々定
- 同11月 Oさん(妹友人)手術成功
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- 今年:
- 1月上旬 採用前健康診断
- 1月下旬 31歳になる
- 本日 K病院
- ということで、本日神戸に行ってきました(高校での非常勤後)。
- 要用としては、「健康診断に再提出する必要書類を取りに行く」兼「定期健診」、だったのですが…。
- 「定期健診」で、『グレー』判定が出てしまいました。
- M先生がエコー画像を見ながら、「ここらへんねえ…まあ、前回と大きさは変わってないけどね…」という態度だったので、すぐに「…再発ですか?」と聞いた。「そうとも言い切れないけど、その可能性があるので経過観察(半年!)やね…」というようなことを言われた。
- よく分からないのでとっさに念を押すと、「とりあえず、ミリ単位なので、何ともいえない」「ガンではないことを先生自身も祈っている、つまり、その可能性が十分にある」とのこと。
- 今回は、あまり覚悟していなかったので、一応ショックだった。
- が。覚悟と言い出せば、一応常にしている部分もあるので、「やっぱり来たな。しかし、ヤな時に…」とは思った。
- 次回もし手術するなら、前ほどはかからない予想で、1週間ぐらいで済むコースらしい。
- ただ、私の場合、もともとかなりリンパ節に転移していたので、これからも何度か起こる可能性がある。多い人で、一生に7、8回の手術。
- 「診断書」の依頼は、このあとにお願いした。
- 以前「手術しました。良好です。」というような内容を書いてもらった。今回、一応「『完治しました』とか、書いていただけませんでしょうか?」と聞いたが、「それはできないんだよね、この病気の場合。嘘は書けないんで。」と言われて、内心ぐさっときた(ま、Mちゃんらしいのでさしたるショックではない)。
- 一通りの検査を経て、1Fのロビーで清算を待つ。はじめはじゃっかんボー然としていたが、しばらくして涙が出た。
- 一番頭をめぐったのは、一昨年の今頃、ある、もともと本命だった学校の非常勤内定を断った件。「こ、今回もそうなったらどうしよう…(><)!!」と思った。
- しかし、すぐに落ち着いた。「ダメになったらまた受かるようにがんばろっか」と思った。そう思うしかないし、理由もなく立ち直った。そして、そのまま帰途に着いた。
- (三宮の古本屋に立ち寄って、『のらくろ』が6冊=6000円で売っていたので、買った)
- 家に着くと、母が「どうやった?」と言うので、一通り説明。
- 今すぐ手術というわけじゃない、ガンではないという可能性もある、と言ったが、言う私も、聞く母も、また少し泣いてしまった。
- しかし、母が「7、8回手術できるってこと聞いて、むしろ安心したわー」と言い出し、私も、そういえばそうだな、と感じる。
- とりあえず、私はピンチには慣れているので、どんなことがあっても、とにかく乗り切っていこうと思っています。まずは今年の一年。