28日目
- 午後、梅田へ。
- 一人で電車(JR環状線)に乗る。
- Mずほが出てきてくれたので会う。
- こちらは入院直前(3月24日)以来。
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- もともとMずほも『お見舞い強硬主張派』の一人だったのだが、それができない分、今日はまたはるばる会いにきてくれたのだった、…と、少なくとも私はそう信じていたのだが…。
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- もちろん私へのお見舞い的な意図が大いにあったのもウソではないにせよ、どうもそれより大いに、職場でのグチ(というか、ワルグチ)をしゃべくりまくりに来てくれた?ようだった。私の手術の話・入院生活の話は、まだ一度も報告していないにも関わらず、ほぼ一切出なかった。(笑)
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- 不思議なもので、私にとってはそれがとても心地よかった。
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- グチ(いや、ヤキモチ)が一通り済んで、ちょっとスッキリしたMずほと続けて話したのは、やっぱりいつもの仕事内容そのもの(人間関係ではなく)の方のネタだった。
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- 私のことも少しは心配してほしかったが(^^)、それは無意識にふっ飛んでしまうぐらい『いつもの話』になってしまう関係であるということが、ありがたいと思った。Mずほとは職種がほぼ同じなので、会うと必ず結局はこの話に行き着く。私にとっては、それがあまりにも『いつも通り』であったことが、うれしかったのである。
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- どなたかのブログか何かで書かれていて非常に共感したことだが、『私=がん(のことで頭がいっぱい)』になってはいけないのだ。『私=がん以外』であらねば。それには、がん細胞に負けない強さで、やるべきことをやることであろう。
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- そういえば、(日記を書いていないのだが)実は前回会ったとき、私は少しピリピリしていたのであった。
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- 特に、Mずほから「…なあ、大丈夫なんやんな?(病気・手術全般について)」と聞かれたとき、かなり カ チ ン (−"ー)と来てしまった。今日はふいに、その瞬間の風景とともに思い出した。
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- 悪気どころか思いやり100%で来てくれているということを、よくよく知っている場合でも、自分でも こわい・イタイ 部分を突かれると、ひそかにグサッときてしまったりするものなのだ。(「大丈夫かどうかなんて、私が知りたいわー!!(涙)」と泣き叫びたい衝動に、一瞬駆られた。)
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- 私がムスッとしたりするのはもともとそう珍しくもないことなので(恥)、Mずほはさほど気にしなかったと思うが、今になってみれば我ながら情けないことでありつつ、…しかし同時に、ちょっとやむを得ないことでもあった。(このことはいつか、イヤミにならない形で、Mずほ本人にも伝えておきたいと思っている。)
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- そんな今回はというと、自分でも別人かと思うほど♥おだやか♥だった(−▽−)>”。手術前後でこうも変わるものだろうか。
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- 人間のやさしさというのは、強さに裏付けられたものだと、またつくづく思う。これからの人生、できるだけ強い人になって、精神的に安定して、他人に余裕を持って接せられるようになりたいものだ。
- Mずほとは計3時間半ほどを一緒に過ごす。
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- なお、Mずほには「声、全然おんなじやん!良かった〜!」と言われた。十年来の友人から言われるとかなりうれしい(^^)V ※もちろん今でもハイネックごしにガーゼを押さえてしゃべってますけど。
- これには、もしかしたら多少励ましの気持ちも含まれていたかもしれないが、確かにずいぶん出るようになってきたのは実感中。穴もまた一回り縮まった。日にち薬、効くぅ(>▽<)♪♪♪
- 夜、ウォーキング45分。
- さらに夜、K織さん他からメール。
- 本日は別件でイベントあり。終了後は有志で飲み会。
- 私も、本来参加すべきだったし実際迷ったのだが(飲み会はさておきイベントそのものに)、いまいち自信が持てなかったので、自重したのだった。
- その報告など(イベントはさておき飲み会のメンバーのことなど(^皿^))。