孤独感なし。

  • 朝〜夕、OC先生と。
    • 長崎からはるばる会いに来てくださる。朝イチの国内便にて。ご本人が妊娠6ヶ月なのに(安定期とはいえ)。
    • 伊丹空港から梅田に下ってきていただいて*1、感動の再会。
    • お茶・お散歩(ウィンドウ・ショッピング@LOFT)・お昼などをしながら、いろんないろんなお話。
      • 【メモ+漠然的随想
        • ほんの半年前までは、人一倍の『健康体』を誇っていた二人。それが今、OC先生=妊娠、私=病気という『異状』を発現している。
          • →まず、これについてお互いに「不思議感」および、やっぱり「不思議な親近感」を共有する。
            • ※当然、がんと妊娠とを一緒にしてはいけないし、そんなつもりはない!!のだが、しかし、OC先生も全く同じことをおっしゃったのである。
            • OC先生が、別に「同情」とか「責任感」とかではなくて来てくださっているのが不思議と伝わった。私も、そもそも身重のOC先生には、こちらから会いに出かける予定だった。そして、逆の立場ならやはり同じことをしただろう。1年間一緒に暮らしていた*2という(身体と心の)記憶は大きいな・・・と初めて実感した。何というか、他人ごとではないのだ、全部が。兄弟というか分身というか※レズではない。念のため
          • →そして、お互いにぴったり一致したのは、『どうせこうなってしまったんだったら*3、このことから必ず何かを体感・体得しよう!!何もないままいった場合には得られなかったはずの何かを、自分の身体で絶対体験しよう!!』という考え。
            • OC先生のご専門は、文化人類学民俗学・「リアル中国学【←注:私が今便宜上テキトーに付けた名前。知られたらたぶん怒られるが】で、炎のフィールドワーカー。私のこれからの方向は、未来の社会を担うコドモたちと関わっていくお仕事。お互い、生身の身体を張ることじたいが本質的に大事、という職種。
            • お互い、自分の等身大の人生で、モロに想定外のことが起こって*4、でもそれを自分らしく感じて・考えて・乗り越えることができたなら、その時は私的な人生の上だけでなく公的な仕事の面でも、どこかしら何かしら一皮向ける(ほんの一部分であっても)ことができるのではないかと感じている。(※くり返すが、実際に発現しているモノとしてはずいぶん違うし、今後の展開も相当異なってくるのではあろうが、)これまでの自分のワクでは扱いきれなかった『不思議』に対して、今ちょうど、正面から闘うモードであることは、ぴったり共通しているのだった。(しかも、それが言わなくても顔や雰囲気で分かる ※レズではない。あくまで。
      • 【わけのわからんメモが長くなってきたのでいったんやめての純粋なメモ】
        • 以下は話題に出たこと:
          • 波平恵美子
            • →「切り離された出産」
          • ソフロロジー
          • 前の職場(GW大)の近況
    • 夕刻にさしかかった頃、飛行機の時間も迫ってきたので解散。
      • 常どおり、それまでは心はけっこう平静なのだが、別れの瞬間になると突如ざわめく。何度も振り返ってくださるOC先生に、同じ回数ぶん手を振ってさよなら
    • そのまま帰宅。
      • (妹からの連絡電話などで知っていたが)小包が届いている。先日ご予告を頂いていた通り、IHさんからのもの。
        • 中身は、お守りおすすめDVD(数本)某プレミアカード
      • お手数をおかけして申し訳なく思う。同時に、病気という言い訳を最高の味方にしてしまっている私ってなかなかのちゃっかり者だと思う。そして幸せ者(^^)V。
    • 夕食を済ませ、夜はプール。当面のラスト。
      • 練習自体はOK。調子が上がっているのがもはや隠し切れないほど上がってしまっている(笑。ゆっくりゆっくり泳いでも付いていける・前の人に追いつく)。世界水泳(鑑賞)をはさんだのも大きい(モチベーション&イメージトレーニング的に)。ブランクを経てまさにこれから!って時だったのにな。ちくしょー。
      • そのような気持ちも込めて、最後の連絡のとき、「3ヶ月ほど*5お休みします」とご挨拶する。何人かの方には、『家族風呂*6』で一緒になるたび多少話してあった。なので、「えっ!?なんで?」となった人はほぼなし*7、皆さん「頑張れよー」「早く帰ってきてね〜」「若いから大丈夫やろ」などなど、望ましい程度の温かい言葉を次々にかけてくれる。ほんの一瞬だけ泣きそうになった(が耐えた)。
      • 最後の最後のクールダウンと家族風呂で、Tさんと一緒になる。いつも「試合に出よう」と誘ってくれていたが、今回は「とにかく身体が資本やしね」などとしおらしげ。そこへKさん(※おばさん。万田久子似で大変お美しいが、キャラは確実におばさんなお方(笑)。大好き。TさんがいかにOさんや他の女子に優しいか・自分には冷たいかという話をし、そのTさんが私について言っていた2、3のことをばらし、何故かメールアドレスを交換し合うようにすすめてくる。Tさんは怒っていたが、私は爆笑。

 

  • 【結論】
    • 日付では明日からとうとう入院。その次の次の日には手術。来週の今日には良くも悪くもそこまでの段階は済んでいる(はず)。
    • それを「怖い」と思うヒマもない。毎日が幸せすぎる。どうかこれでバチが当たったりしませんように(祈)。

*1:今思えば、私が伊丹なり千中なりに出ればよかったのだが、はじめに何となく「じゃあ梅田で」と決めてしまった。配慮なし。ああ反省。でもOC先生は満面の笑顔で迎えてくださった。

*2:正確には、「同じ宿舎の別部屋に住んで、同じ職場で働いて、しょっちゅう一緒に食事をしたり散歩をしたりおしゃべりをしたりしていた」。

*3:OC先生はもともと「今」妊娠するご予定ではなかった。

*4:ホントはOC先生はそんなことを言っちゃいけないし、ご本人も「大丈夫かと思っちゃったんですよね。あは(苦笑)」とかおっしゃってるのだが(笑)。

*5:本当は定かではないがとりあえず。

*6:プールサイドのジャグジーコーナーのこと。

*7:Sさんぐらい:「またチャイナですか?(^^)」