いとこ愛

  • 本日は親戚の法事(という名のただの宴会)。夕方から父方いとこ宅へ。
    • 本当は準備から手伝いに行きたかったが、今年は自粛(向こうも私を遣うのに逆に気遣うだろうから邪魔になるだろうと思って)。食事(飲み)会本番のみの参加(私はぬるま水にしておいたが)。
    • とはいえ、会の途中は大人どもがやれ酒だ何だといろいろ命じてくるので、楽しく働く。その過程で、お姉ちゃん方(四人姉妹。全員私より年長)といろいろ面白話(参加者(全員親戚)の中で気に入らないやつの悪口など)をして楽しむ。
    • 帰り際、そのお姉ちゃん方から、巨大な紙袋のお土産をいただく。皆がにこにこしながら「家で見てな」と言うので、「ああ、たぶん入院グッズをくれたんだろうな・・・ありがたいな」と思う。
    • 早速家で見たら、『千羽鶴』だった。たぶん本当に1000羽ある千羽鶴。はじめ見た瞬間は目がテンになって呆然としていたが、母&妹が「あんた、よかったなあ。あの家がくれるのはお金を使ったもんだけじゃないねんな。こういうこともしてくれんねんなあ」などと言ってきたので、ゆっくり実感を抱き、大泣きする。
    • あの、年に一度の、正月より断然修羅場(SRB)になる日に、あえてこんなものを私を励ますために用意してくれるなんて。一生をかけてお返しできたらと思う、が、自信ない・・・(><)。
    • そういえば、この法事は、このお姉ちゃんたちのお父さん、つまり私の伯父の法事なのです。
    • この伯父は、つまり私の父の兄(ただし異母)で、ちょうど8年前(までの間)に、糖尿→肝臓がん+膵臓がん+脾臓がん+胃がんと発病して亡くなりました*1。お姉ちゃんたちとそのおばちゃんは、おっちゃんが弱ってから毎日ずっと看護をしていました。
    • 今年の法事では、おっちゃんの遺影を見て例年にない複雑な気持ちを抱きましたが、それは決して嫌な感じのものではありませんでした。何というか、ヘンな親近感。でも、おっちゃんの方が断然苦しかったはず。おっちゃん、当時はあんまり知らなくてごめんね。私の方はしょぼい戦いかもしれないけど、頑張りますので、応援してください。

*1:ちなみに、同じ系列のもう一つ上のお兄さん(つまり私には同じく伯父)も、食道+肝臓がん(確か)で亡くなりました。父方は本当にがん家系です。