検査結果+追加検査

  • 待ちに待った日。もちろん重い意味で。
    • 状況的にも気分的にも、本段階では、イイともイヤとも言いようがないため、何かしらの感情の持ちようがない。それが何ともきもちわるい。 
    • ただ、とりあえず怖い。
    • 行かなきゃならんのは分かってる。まだ治療そのものすらどうスタートしようかという段階なんだから。
    • でも、できれば逃げ失せたい。こんな気分は生まれてはじめて*1
    • 「最悪の状況を想定して覚悟を決めておく」方が(マイナス方向とはいえ)感情が確定できるのでラクだと思って、実際この1ヶ月弱、そのように過ごしてきたつもりだった。しかし、やはりいざ当日になると、「ああ、できれば転移してませんように・・・『不幸中の幸い』と思えますように・・・いや、きっとそうだよねえ・・・ねえ・・・!?」という貧乏心が出現して持て余す。ああもう。
  • 朝いちで、阪急神戸線H駅K病院。
    • 病院じたいは3回目。1回あたりの滞在時間が長いせいだろう、もっと来まくってるような感じがある・・・。
    • きれいな建物で、スタッフの皆さんも意識が高い感じで*2、ヘンに居心地がいいので、イヤなのに嫌いになれない場所。憎いやつ。
  • 受付。
    • 開口一番、「今日は、『採血』と『呼吸機能検査』追加になってますね。」と言われ、早速超ブルーになる。「てんい」しか考えられん・・・。
    • しかし、以下の過程【↓】が、過去2回のいずれにもなくやけにスムーズかつ何となく丁寧で、「あ、もしかしてY彦効果?」と感じる。ちょっと安心感(=転移がどうあれ、最良の手当てはしてくれるであろうという意味で)も芽生える・・・。
  • 【コース】
    • ①採血
      • してくれた看護婦さんが親切でしっかり者っぽい人。
        • 私が早速の不安感から「・・・採血って、前もしたんですけど、そんなに毎回するもんなんですか・・・*3」などと、たぶん(静脈を取る作業の)邪魔になるような質問をしても、「うん、そうですねー。先生によってはやっぱり何回かやったりねー。やっぱり状態が変わったりとかねー」と明るく流してくれる。
        • そのさなか、「(担当は)M先生ですねー?」と言われる。これまでの時点では担当は代わらないと聞いていたので「え?T先生と思うんですけど・・・」と言うと、コンピュータのところへ行っていろいろ調べてくれる。やっぱりM先生に代わったらしい。
    • タリウム・シンチグラフィー
      • これは腫瘍系専門検査。今日のメイン。
      • TVやこれまでの予習で見たことのあるCTみたいな機械がどどーんとある特別室に呼ばれる(2回)。
    • まず、静脈注射。その結果を、
      • (1)5分後
      • (2)2時間後
    • に分けて、CTする。
    • なお、この(1)(2)のあいだの時間を有効に使うべく、病院が予定を組んでくれている。
    • 注射はなんと!*4K藤T先生。おお、とうとう初登場!

書きかけ
長い一日だったので具体的に書いておきたい 

*1:しいていえば、『好きな人』に会う前とかにほんのもちょっとだけ似てるかもしれない。過度の緊張という意味で。ベクトルは逆だが。

*2:同じ看護師のお仕事でも、雑多な総合病院より特化された専門病院の方が働きやすいのだろうな。専門の知識・技術・経験は目に見えて上がるだろう。それに応じて、プライドというかやりがいも高まるだろう。分野は違うが、私もそういう(=一日一日の積み重ねることが、明日に即役立てられるような、職人的な?)仕事に早く就きたい。

*3:気弱なので声も小さめ。

*4:そんなところで反応する必要はないのだが。